揺れる思い
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『私もう大丈夫だから帰るね』 そう言って帰る支度を始めた。 『家まで送るよ』 『一人で帰れるから』 『また倒れたらどうすんだ』 結局送ってもらった。 家に着き直樹が私のオデコに手を当てた。 『何が大丈夫だよ!まだ熱があるじゃん』 私を部屋に運んでくれた。 薬など有る場所を私から聞き取りに行ってくれた。 私はその間に着替えた。
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