18 彼と彼女のその後の事情

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「しかも雄太君なんて… すっごくすっごく めちゃくちゃモテるでしょっ!!?」 「う……ん、まあ…「だからこそっっ!!!」 そう言うと香苗は、更に一歩私の方に詰め寄るように近付いて来ると、私の両手を握る手の平に更にグッと力を込めた。 「今ここで、ちゃんと繋がっておかなくちゃッッ!! 何時どんなライバルが現れるか分かんないじゃないっっ!!!」 「かっ…香苗ッッ―…」 顔をほのかに紅潮させ、そう言ってのける香苗の気迫に… 私は、呆気に取られたまま暫く言葉を失ってしまった。 .
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