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「大丈夫よ!菜摘ちゃんッッ!!
しっかり向き合えば、ちゃんと解決出来るからっっ!
……すっっごく痛いけどッッ」
「…………」
いっ…
痛いんだ
やっぱり…――じゃなくてっっ!!!
「かっ…香苗…「あっ!チャイムだっっ」
するとちょうどチャイムが鳴り
「…じゃあ、又後でね!」
そう言って自分の席に戻って行く香苗の後ろ姿を見送りながら
私は、一人深々と溜息を漏らしていた。
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