18 彼と彼女のその後の事情

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「まあ……その調子じゃ――… いまだ『清いお付き合い』ってとこね?」 …――――――――はぁぁッッ!!? その図星を突いたキレのある声音に 俺が咄嗟に顔を上げると、そこには… 「ふふッッ……か~わいい、雄太ってば?チェリィーみた~い」 完全復活を遂げた『美貌』の繭子が俺を見下ろすように腕を組んで立っていた。 「おうっ! そーゆーお前は、又随分と充実してそーだよな?」 俺の溜息混じりの言葉に 繭子は、ふふんっ?とその艶のある滑らかな髪に、指をくるくると絡ませながら 余裕の表情で俺を見遣った。 .
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