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「ぼっ僕には、耐えられませんッッ!!!」
ガシッッ!!!!!
孝史君は、それはもう今にも『僕泣き出して良いですか!!?』バリの悲壮な面持ちで
私の手をガッチリとその両手で掴み取ると、その手にグッと力を込め
あっけにとられる私の瞳をまるでガラス玉の様なキラキラとしたその瞳で映し出していた。
「せっ…先輩みたいな、純情可憐で真面目な人が――…
こっ…『高校生の母』への道を一直線に突っ走って行くのをッッ
僕は、黙って見てるなんて出来ないですッッ!!!!絶対!!!」
「…………」
こっ
高校生母って……
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