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『あんね…ビックリせん??』
『せんけんはよ言い!!』
『あんねうち…よるが…好き。』
──エッ!?(´゜∀゜)
一瞬ビックリして時間が止まった。
『良かったらうちと付き合ってください。』
エッエッ?!!
俺はただただ、ビックリしながらも嬉しかった。
『ありがとう…!!!でも…まだ逢った事ないし…返事は一度逢ってからでいい??』
『……うん……』
腑に落ちない様子のめぐ。
『でもいつから(好きに)?』
『うちが一方的に番号教えた時よるが叱ってくれたけん…。それから…』
『マジ…!!ありがとうめぐ!すごい嬉しい。近いうちに必ず返事するけん!』
『うん…分かった。』
電話を切った後、俺は嬉しすぎて涙ぐんだ。一生懸命のめぐの告白。俺に対する気持ち。
ただ引っ掛かっている事があった。そう。まだめぐが高校生だということ。
ずっと付き合っていくのは難しいんちゃないか…。
回りの目もあるし、何よりうちの家族は…うんとは言わないだろう…。
頭の中に色々な感情が交錯した。
めぐと実際に逢うまでは。
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