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撮影の合間の休憩中
楽屋の中は再び森田と岡田の2人きり
休憩中も岡田は黙々と本を読み続け、森田はその姿をじーっと眺めていた
「…何?」
森田の視線に気付き相手の方を見る
「いや…」
「なんか今日の剛くんおかしいよ?」
「…岡田…あのさ…」
膝の上で握り拳を作り、ギュウッと力を入れる
「俺、岡田の事…好きなんだよ」
「…?!」
ゆっくり相手の目と合わせて言えば、岡田はいきなりの言葉に目を丸くして驚く
「さっき言おうとしたのはこれ…。 ごめん、変な事言って…忘れていいから」
「剛くん!!」
岡田が呼び止めようとするも、自分の言いたい事を言い終えれば楽屋を出て行く森田
休憩が終わり撮影が再開される
撮影中、岡田は森田の方を見るが相手は全く目を合わそうとしない
撮影を終え森田は軽い挨拶をスタッフ達に言い、楽屋に戻り着替え早々と帰っていってしまった
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