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あたしは、部屋に戻って明日の学園の男子寮に行くための準備を始めた。
もちろん、学園は県内ではなくて隣の県にある。
お父さんは、車で連れていってやると言ってたけど迷惑をかける訳にもいかず、電車で行くことに決めたのだ。
今晩は、ぐっすりと眠るはずだった。
寝れない。
男子寮に住むのが、嫌なわけじゃない。
ただ、一緒に住むルームメイトがどんな人なのか?
周りの人が何かしないか?
などと頭の中をぐるぐると回っていた。
「友達できるのかな?」
思わず、はぁとため息をついてしまった。
いろいろ考えてる間にも時間が回っていた。
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