俺達、地元じゃ結構有名だから!

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キーンコーンカーンコーン… あ…チャイム。 1時間目が始まる…。 「ま、仲良くしようぜ、かっつみぃ♪」 「あっ…ハイ…」 弘樹くんはニカっと笑い僕の頭を痛いほど撫でて自分の席へ戻っていった。 僕がポカンとしていると、教室に男の先生が入ってきた。 「Good morning! Everyone!」 先生の挨拶に続いてみんな(27人マイナス弘樹くん、璃人くん)が挨拶する。 「はい、じゃあ昨日の続きからね~」 「克己」 「はい…?」 璃人くんが僕の名前を呼ぶ。 待て待て。 授業中だよ。 先生、現在進行形で話してるよ。 ダメだって!! 「あんたの家、どこ??」 璃人くんの余裕なデカい声に対して、僕は聞こえるか聞こえないか位の小さな声で耳打ちする。 .
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