第一章

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私は、いつも道理に登校した…はずだった。 でも…私は吸い込まれるように、井戸に落ちた。嫌…導かれてに井戸の中に連れて行かれた。 麒『うっ……』 私は目を覚ました。 私は寝台で寝かされているのか… 違う…これは、人の腕だ。 私は誰かに支えられていた。 麒『だ…れ……誰…なの…??』 アク「私は鬼だ。」 麒『お…に……??』 アク「そうだ…」 私は突然震えだした。 仮面を付けている金髪の人。 普通の人。分かっていた。 けれど…私は途轍もない恐怖感に襲われた。 怖い…怖い怖い怖い怖い!! 私は震える手を握りしめ、 立ち上がった。 早く、鬼から逃れる為に… 私は全力で走った。 捕まらないように… …私の夢は…儚く終わった 鬼に…捕まった。 鬼は、私が何故此処に居るのか、私が落ち着いた後に説明を始めた。 私は京に穢れを広める為に呼ばれた。 そして他の鬼の仲間… シリン・イクティダール・セフルを紹介された。 鬼の領主の…アクラムに… 私は直ぐにイクティダール・セフルとは馴染めた。 だが…シリンとは未だに馴染めずに居る。 シリ「退きなさいよ!!」 ドンッ!! 麒『イタッ…!!シリン、痛いんだケド!!』 シリ「あんたの事なんか知らないわよ!!」 私の何が一体気に入らないんだか…不思議な人だ…。 セフ「お前まだシリンに虐められてんのか??長刀とかいう奴使って倒しちまえよ((ニヤリ」 餓鬼の癖に…恐ろしい程黒い笑みだ…。 麒『嫌…やめとくよ…後が怖いから…色んな意味で…』 こんな生活が約一週間続いた。
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