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~連合軍・本郷軍側~
一刀「董卓軍には何か秘密がある?」
愛紗「はい、おそらく重大な事だと思います。」
虎牢関攻略についての会議の前に、皆に聞いてほしい事がある、との愛紗の要望があり、先のシ水関での兵士の怒りふりが尋常ではなかった事を話した。
一刀「・・・。」
哀染「愛紗の疑問は俺も感じた。董卓を悪く言えば途端に血相を変えるんだ。」
一刀「問題は、董卓が何を隠しているのかわからない、って所だよね。」
鈴々「嘘の情報で敵をおびき寄せるのはあるけどなー。」
朱里「どのみち、詳しい理由がわかりませんから、彼らから直接聞くしかないですね・・・。」
と、そこで袁紹の使いがやって来た。
伝令「本郷殿、まもなく会議を開くので、代表と出席するように。」
一刀「わかりました。すぐに行きます。」
会議と聞いて頭が痛くなって来たが、前回を踏まえるに、やはりあそこに一刀と朱里の二人だけを行かせるのは・・・ダメだな。
哀染「俺も出席するが、構わないか?」
と、一刀も朱里も『本気?』と視線で訴える。
哀染「戦闘担当が会議の内容を直に聞いても問題ないだろ?だから行く。」
朱里「・・・わかりました。それじゃあ、一緒に行きましょう。」
しぶしぶ、という感じで朱里が了承してくれる。すまん。
一刀「よし、じゃあ俺達三人で会議に行くから、愛紗と鈴々はお留守番と兵士の面倒を見ていて。」
愛紗「はい!」
鈴々「了解なのだ!」
こうして、三人で出席することになったのだが・・・。
~連合軍・簡易会議室内~
一刀・朱里・哀染「「「・・・・・・。」」」
そこには・・・、
なにやら昔の事でギャーギャーとまたもや喧嘩している袁紹と曹操の姿があった・・・。
孫権「・・・。」
孫権は我関せずと傍観に徹して、公孫賛は場の収拾につとめていた・・・。
哀染(・・・ダメだ、こいつは・・・。)
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