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しかし、これではいつまでも話が進まないので公孫賛のフォローを、と思っていたが・・・。
??「これこれ、袁紹殿も、曹操殿も、喧嘩をなさるでないぞよ。ほほっ。」
突然、何やら顔にはおしろい、そして扇に、明らかに公家の着るような着物。しかも、どう考えてもこの時代の物には見えない。
袁紹「今川さん!貴方はひっこんでいなさい!」
哀染「・・・は?」
あれが、今川義元?と思って奴を見ると・・・視線が重なった。イヤだなぁ・・・。
今川「・・・およ!そなたはもしや、ど、独眼竜の右目!!」
どうやら、ヤツはびびっているようだ。なんだか面白そうだからからかってみた。
哀染「てめえ・・・今川じゃねぇか!何故貴様がここにいる!」
今川「ほっほ!まろは偶然に・・・」袁紹・曹操「「うるさい!黙りなさい!」」
うわぁ、ナイスタイミング。
哀染「ふん。で、てめえの舞いとやらを見せてみな。」
とりあえず、夢で見た小十郎様の口調を真似て見る。今川は途端に上機嫌になると、「それでは一つ・・・。」とか言って舞い出した。
その後数分もしない間に、この場の空気は・・・。
今川「ほい、ほい、ほほい、ほ、ほい、ほほい。」
以外全員『・・・・・・・・・。』
完全にシラケきっていた・・・。
公孫賛「ま、まぁ二人とも、とりあえず今は虎牢関の事で話そう?」
袁紹「え、ええ。」
曹操「・・・。」
やっと二人が椅子に座る。ま、とりあえず先に進むな。
袁紹「さて、それでは虎牢関での戦いですが、今回は私に考えがありますわ。」
一刀・哀染((どうせろくなアイデアじゃないよなぁ・・・。))
しかし、それはとんでもない事だった。
袁紹「先ほどのシ水関での戦いで大将、華雄を討ち取った―関羽さんでしたか?彼女に呂布を討ち取ってもらってそれでおしまいですわ~!」
哀染(あの無能が!)
袁紹「軍の配置は、両翼は変わらず西涼連合と公孫賛さんにお任せして、本郷軍は先鋒、曹操軍・孫権軍は後方に回って頂きますわ~。おーほっほっほ!」
一刀「小十郎。」
袁紹が無能さを披露している最中、一刀に呼ばれる。彼は指を俺の腰に向けて一言。
一刀「刀、抜いたらダメだよ?」
どうやら抜刀しかけていたようだ。気をつけないとな。
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