キスver.

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休日のリビング。 キッチンからは甘い香りと 愛しい恋人の鼻唄。 誘われるようにキッチンに立つ恋人を後ろから抱き締める。 「おはよう、チャミ。何作ってるの?」 肩に顎を乗せて耳許で囁けば 手元に視線を落としたままチャンミンが微笑む。 「おはようございます、ユチョン。パンケーキ焼いてるんです。食べますよね?」 手際良くパンケーキを引っくり返す姿は 最近まで俺に夜食作ってって甘えてたなんて想像もつかない。 俺的には甘えてくれた方が嬉しいんだけどね? 「ユチョン、出来たんで食べましょ?」 チャンミンに促されてテーブルに移動する。 向かい合わせに座ると目の前には甘い香りのパンケーキが置かれた。 .
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