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剛の家の前に行くと２人の男がﾎﾞｰっと立っていた。
「何してんの[？]」
剛「なんもすることなかったから外で待ってた」
「暑いのに…」
剛「いいじゃん。あ～後輩の充」
充「もぉいいって～」
なんだかやる気ないﾔﾂがいた。
「若いね～。何歳[？]」
充「17～」
「高校生じゃん」
剛「ねね。今度ｺﾝﾊﾟして」
「いいけど…」
剛「充も来るよな[？]」
充「めんどくさい。彼女に怒られる」
剛「いいから来い」
「まぁ。決まったら電話するよ」
剛「あぃあぃ」
充「俺、帰っていい[？]」
「そんなに一緒に居るのｲﾔなの[？]」
充「違うけど…」
剛「んじゃあ時間ないから電話して」
「はぃはぃ。じゃあね」
こうして初めて充を見ることになるのでした。
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