プロローグ。

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ーーーーーーーーーーーーーー 『ってことで、眠りの森の姫をこの部屋にお招きいたしましたぁ』 と暁人は倒れていた少女を指さし陽気にいう。 その言葉に飽きれたように 『うーん。』 と言うのは、横の髪が耳にかかるくらいあり、黒ぶち眼鏡に中性的な顔立ちの青年だ。 少女の隣に座っていた咲は青年のほうを向き 『聖夜、俺からも頼む。女の子を外に寝かしたままじゃ、危ないだろ?』 と、真剣な顔つき言う。 聖夜は少し困った顔をしながらも、昔から押しに弱い性格というのもあり、しかたないと承認してしまう。 ーーーーーーーーーーーーーー 次の日の朝。
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