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「エンジンに異常なし……イケそうだな」 ハンドルを回すと、前輪のタイヤに閃光が迸る。 「よぉし、行くぞぉ!」 改造されたバイクルは後退し、直ぐさま加速を上げ直進する。 藍色のフレームの大型改造バイクルはソウシの愛機である。 トップスピードは200をも出す、怪物マシンに仕立てられたバイクルは、今皆が眠る夜中の町へと消えて行った。
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