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「よし、今日はここまで皆ご苦労であった」
「ソウシ、ヒロノリ飯喰いに行こうぜ」
「おっ良いねぇ、カツ丼が食いたいな」
8時間の労働勤務を終了して男3人が夜10時のGタウンの街中を歩いていた。
「しっかし、今や地球の最高権力とも言えるGALAXY様々なのに、仕事は辛いわ給料安いわで、世も末だなぁ」
「文句言うなよヒロフミ、GALAXYに入れるだけで有難い事だろ」
「だけどな、ヒロノリ、こんな給料じゃ満足に遊ぶ事すらできねぇよ」
ブツブツ文句を言うヒロフミにヒロノリは肩を組みながら相槌を打っていた。
「ソウシだってこんなんじゃハーレム出来ねぇだろ?」
「オレは良いんだよ、バイクルの改造費さえ手に入ればな!飯なんかカップ麺で良いんだよ!」
「毎日カップ麺なんか食ってられるか!この貧乏性が」
「なんだとっ」
「やーめろってお前らみっともねぇなぁ、そんなんだから彼女が出来ねぇんだよ」
「あっ、嫌味にしか聞こえねぇぞこのやろっ」
毎回くだらない事で揉め事を起こす3人は、何だかんだ仲が良かった。
3人の男達は言い争いをしながらも行きつけの店へと入って行った。
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