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周りが真っ暗闇になって少したった頃、周囲から複数のバイクルの音が聞こえて来た。
「おーおー、今日は結構多いな」
ヒロノリはカツ丼を探しつつ呑気に語っている。
「ポーカーでも居るんだろ、こりゃ一騒動あるかもな」
ヒロフミもまたハンバーグを慎重に口に運びながら語る。
すると、何処からか爆発のような音が聞こえ、赤い煙が出てき始めた。
「JETが出て来るな」
ソウシは赤い煙が出ている方を見ながら言った。
「当たり前だろ、暴走団なんだしよ」
「まぁ逃げ切るだろうけどな」
2人は煙の上がった方など見向きもしないで、ただただ、飯を食っている
「ご馳走さん」
「勘定置いとくぜ店長」
2人は満腹な様子で立ち上がった。
「まぁ、派手にやってる様だし、少し見物させてもらうぜ」
「だな」
ヒロフミとヒロノリはやる気満々な感じで話を進めている。
「ソウシも行こうぜ」
「バイクル修理中だよ」
「じゃ仕方ねぇなオレらで行って来るわ」
「結果だけ教えろよな」
「分かった」
「じゃ店長また来るわ」
そう言って3人は、戦場のような外に出て行った
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