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―時は遡って何年か前―
僕は誰？
何故ここにいるの？
気づいたときにはそこにいた存在。
僕には何故か『しっぽ』と人とは違う『耳』があった。
後に知ったが半獣人だそうだ。っていうかカオスだ。俺はテラという別の星から送り込まれた他とは違う自我を持った器でクジャとは兄弟だとクソジジィのガーランドに聞かされた時は自暴自棄にもなったが…
まぁ今のことは置いといて。
名前も知らない…
どこにいたのかもわからない
どこからきたのかもわからずただ一人ぽつぽつと歩いていたときだった。
「泥棒だぁー」
向こうのほうから声が聞こえ、数秒後には目の前がまっくらになった。というのも誰かがぶつかってきたからだ。
「「いってぇー」」
これが俺とブランクの初めての出会いだ。
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