入団

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  「大丈夫さ、ボスは顔は怖いけど根はいい奴だから何もしない。話しをするだけだ」   「うぅ~それでも嫌だー。絶対何かある」   ジタンが渋っているとギシィ…ギシィと小刻みに飛空挺内が揺れるのを感じた。   「あちゃ~。来ちまったか…。」 とブランクがいうとギィーと木の板でできた扉が開く。 そこから巨体を引きずって竜が現れた。   「なっ…魔物!?」 ジタンが眠い頭を強制的に起こし覚醒する。   「あーあ、めんどくせーことになっちまったぜ。ジタン戦闘は?」   「魔物とは初めてだよ」   「ふん…、これ使え」 そう言って投げてよこしたのは皮の鞘に納まったダガー(短刀)だった。  「盗賊が最初に持つのがこの武器だ。覚えとけ」   そして魔物との戦闘が始まった。  
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