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まき絵「ひどいよーネギ君。何も言わずに言っちゃうなんて!」
木乃香「ネギ君。もう一度おじいちゃんに頼みに行こ。な?」
ネギ「えっ……?」
まき絵「そうだよ!」
古菲「も一度テストやらせてもらうアル!」
皆が皆、ネギに残ってもらいたい一心で最終課題のやり直しを促す。
出海「で、どうする気だ? 近衛の爺さんよぉ」
微笑ましい光景を眺めながら、出海は背後から来る気配に声を掛ける。
学園長「フォフォフォ。呼んだかの?」
「「「が、学園長先生っ!」」」
出海「マジでネギをクビにすんのか?」
学園長「モフォフォ。いやーすまんかったの、ネギ君。実はの……遅刻組の採点をワシがやっとってのう。うっかりクラス全体と合計するのを忘れとったんじゃよ。いやはや」
………………
出海「あん?」
「「「「「「「え……えーーっ!??」」」
」」」」
何ですかそれ!!?
出海「ハア……」
そりゃあねえだろ。
木乃香「そ、それってつまりウチら八人分の点数が入ってへんゆーコト?」
ハルナ「じゃ、じゃあ……ひょっとするとひょっとして……私たち最下位じゃないってコトも……?」
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