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「おっかっしいに決まってんだろこのコスプレ神!」
「あうあうあうあう」
ひとしきり苑にダメージを与えると、さっきの怒りの再発もあって、春喜は一気に爆発した。
「つーかお前な!ここまでどうやって来たかは知らんがな、そのいかにもソッチな人ですと言わんばかりな格好晒してたどり着きやがって!俺までそう思われたらどうするつもりだ!てか少女を軟禁してコスプレさせてるとか思われててもおかしくねぇ!隣のおばちゃんに見られたし、なんてことだ俺の今まで築き上げてきた信用という絶対の財産が!正直家電なんかよりよっぽどイタい損害を!」
「あ、あの、春喜さん落ち着いて」
「これが落ち着いていられるかぁっ!てかテメェのせいだろが!今すぐそのコスプレ止めろ変態神!」
「属性(アイデンティティー)を否定されたッ!?」
ショックを受ける苑。どっちかっつーとカルチャーショック?意味わからん。
「というかですね、さっきからコスプレ神とか変態神とか、黙って聞いていれば失礼なことを言いますね!」
「事実を述べただけだ属性娘!デフォでそこまで機能備わってるってどういうことだ!」
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