序章 彼女への思い

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あの玩具が欲しい テストで良い点とりたい そんなちっぽけな願いとは天地の差程の願い…… ローズ…薔薇… 可憐で美しく、香りの良い花… 彼女の名前にピッタリだ… 悲しみという名の雨は、滝のように彼女に降り注ぐ。 自分は…彼女から雨を防ぐ傘くらいにはなれるかな…? 彼女の悲しみを減らす事が出来るかな? 彼女の心の闇を知っているのは自分だけなのだ… 自分が彼女と居る限り、彼女の傘になろう… 決して壊れる事のない、強い傘に………
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