闇を照らす光

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「だって、朝起こしに行ったら二人ともすごく気持ち良さそうに寝てたから。 もしかして‥‥‥‥ヤっちゃった。」 あ~もう。父さんと母さんはニヤニヤしてるし、由香はよく分からず頭傾げてるし、美希は赤くなって俯いてるし、みんなはなんか悲しそうな顔してるし。 「母さん。そんな訳ないだろ。その理由は後でみんなに話すから。だからみんなそんな顔しないでくれ。 その前に父さん母さん。食事が終わったら話がある。」 俺は真剣な眼差しで言った。 二人とも何かを察して真面目な顔になった。 「分かった。なら私の書斎に来なさい。」
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