約束

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運転していた執事らしき人が玄関のドアを開ける。 すると 「「「お帰りなさいませお嬢様おぼっちゃま。」」」 三人のメイドがずらりと並んでいた。 「ただいま。 皆様先ほど湖でお助けいただいた橘崇彦君です。今後も仲良くしようと想いますのでよろしくお願いしますね?」 そうひよりが言うと奥から少し年のいったメイドがやってきて崇彦の前で深くお辞儀をする。 メイドの4人を睨み言う。 「だからお嬢様に一人は連れて行くように言ったでしょ? 引っ越しの片付けより3人のお供する方が優先よ。」 そして崇彦たちを見てにっこり微笑む。 「橘様申し訳ありませんでした。私はこの家を任されたメイド長の山本と申します。」
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