寂しがりやのシンデレラ

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どんなに不憫でも、信じていれば小太りの魔女が目の前に現れて カボチャを馬車に変え、ネズミを馬に変え、そしてあたしに綺麗なドレスを与え・・・ そこまで大げさじゃなくっても、それに値する出来事がきっといつか訪れる。 そう、願っていた。 ・・・ううん。今でもきっと願ってる。 何かがあたしを変えて、そして素敵な王子様が・・・
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