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「ちょっと遥?」
俺の教室の前で香奈が話し掛けてきた。
「どうした?」
「帰り玄関だからね?私より遅れたら承知しないからね?」
「イエッサー。」
「私は大佐じゃないから。」
あ、突っ込まれた。
大佐じゃないのは知ってるから。
「まぁいいわ。じゃあまた昼休みね。」
「はいよ。」
そして俺は教室に入った。
残念ながらクラスは一緒じゃないんだよね。
そこまで贅沢は言ってらんないか。
ちなみに詩音と紗耶香は俺と同じクラスだ。
「なぁ遥。」
「なんだ詩音?」
「さっき、『また昼休みね。』って言ってたぞ。」
「え!?」
そういえば言ってた気がする。
どういうことだ?
あ!!
紗耶香に会いに来るからか。
紗耶香がいて良かった。
昼休みも会えるじゃん。
ラッキー!!
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