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とりあえずテキパキ着替えて部屋を出た。
階段を降りていくと香奈が腕を組んで仁王立ちして待ってた。
「遅い!!いつまで私を待たせるんだ。
……1秒でも早く私に顔を見せなさいよ。」
「わりぃな、お待たせ。」
最後の方なんて言ったか全然聞こえなかったが怒ってるみたいだから素直に謝った。
「まぁ、いいわ。早く行こう?」
「おう。」
「ママさん、行ってきまーす。」
「行ってきます。」
「いってらっしゃい香奈ちゃん。」
香奈だけかい。
まぁいいんだけどね。
ここから学校は歩いて15分くらいの所にある。
つまり15分は香奈といれるってことだ。
それって何か贅沢じゃね?
「遥ってさ、部活何かやるの?」
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