血+初=困惑

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その子が踏切を乗り越えたのだ そして、次の瞬間 「ドン」とゆう音がしてその子は電車にひかれた 血が自分の目の前に飛びちった 人間とゆうものは本当の恐怖を目の当たりにすると言葉を失う生き物である 自分もその一人である 口が開いたままで手に持っていた傘も落としてしまった 踏切の音と雨の音、傘の裏に雨が当たる音が普通以上に自分の中に響いてきた 俺は踏切の遮断機が上がっても変わらない状況で雨に濡れながら自転車に股がっていた
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