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ほんと、今日は厄日だ。
気付かなくて良い事に気付いた昼休み。
それが間違ってたと自覚した6時間目。
追い討ちをかけるように痛む右足。
橘に対する「好き」と。
柴田に対する「好き」は。
全然、別物だった・・・。
いつから?
思い返しても見当がつかない。
それでも、その気持ちは確実に俺の中にあったんだ。
橘の顔まともに見れないのは、知らず知らず後ろめたい気持ちが芽生えてたからかも。
柴田の「特別」は橘だ。
橘は気付いてないかもしれないけど俺が感じてた2人の繋がりはそういうとこだと思う。
俺は橘に嫉妬してた?
でも、橘を嫌いになったわけじゃない。
離れていったのは向こうだし、最初は正直たまらなく寂しかった。
こういう感情はたまらない。
っつか、俺ホモ!?
うがっ!
ダメージ、はんぱねぇ…
でも、俺は男が好きなわけじゃない。
他のクラスメートや男に「ラ・ブ☆」なんて気色悪い。
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