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授業終了を知らせるチャイムが鳴る。 ガタガタと音を立て席を立つクラスメートたちを、俺はボーっと見ていた。 そんな俺の視界を茶色い髪が横切る。 「いち!待てよ!」 先に出て行こうとした別の生徒を追いかけている。 いつもの光景。 「橘(たちばな)のやつ。まだ柴田(しばた)の事追っかけてんのか」 昼休みに入って弁当を広げる為に俺の机に集まった友人の1人が呆れ顔で呟いた。
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