御手紙

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「貴方が彼女と別れたから、髪を切ろうと決めたのよ。でも貴方の好みがまだよく分からないから、どんな風にお化粧をしたら、いいのか悩んでいるの。」 「積極的な行動に移せないけれど私は貴方のことが好きだから精一杯この気持ちを文章にするわ。」 貴方が私に振り向いてくれたなら…貴方への想いがとめどなく溢れ出すから明け方になってしまった 「私をここまで夢中にさせるなんて罪な人 私は貴方に逢う為に生まれてきたのよ。」 この気持ちを形にして表現することが出来ないから手紙を選んだのだけれど上手く伝わることを願うわ この手紙を今日渡そうと決めたのは私の心が晴々としているから 貴方の声が聞こえる距離までくると足がすくんでしまう その時心が揺らいで邪魔をするの 手紙を渡せた後は君にやっと少し近づける 今まで貴方に尽くしてきたどんな女よりも貴方のことを想っているのはこの私 どんな形(友達とか)であっても貴方の傍に居られる方が楽だから貴方の望む関係から貴方を見つめ続けるわ
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