193人が本棚に入れています
本棚に追加
「大河~、大河~、」
・・誰かが呼んでいる。
「お~い、大河~どこいったんだよ~?」
・・うるさいな、こっちは修行サボって気持ちよく寝てるっていうのに。
「た~い~が~!!!」
大河「だ~うるせぇ!寝れねえじゃねえか!」
いい加減、鬱陶しくなり大河は呼ぶものに対してそう怒鳴った。
大河「ちっとは休ませろよ、白!」
白『んなこと言って休んでばかりだろ大河は!とにかく降りてこいよ、親父さんが呼んでるぜ。』
大河「っち」
白に言われ今まで昼寝をしていた庭の木からしぶしぶ降りる。
大河「んで?何のようだよ」
安眠を邪魔されてとても不機嫌な大河に対し白はニコッと笑いながら。
白『俺じゃなくて、親父さんが用だってさ、早く行こうぜ』
大河「はぁ~、めんどくせぇ、白行って用件聞いてこいよ。」
そういうと白が満面の笑みで。
白『た~い~が~』
っと近づいてきた。
大河「うっ。」
大河は昔から白に笑顔で言われると何故か逆らえないのだ。
大河「はぁ~、わ~かった分かったよ、ったく。」
大河は一つため息をつき悪態をつくと白と一緒に渋々親父のところに向かうことにした。
最初のコメントを投稿しよう!