193人が本棚に入れています
本棚に追加
土蜘蛛が去り、静かになった森の中、男の子が突然現れた大きな白い虎に戸惑っていると虎が振り返り。
白虎『おい、小僧』
白虎『ガキが一人でこんな山奥まで来やがるとは、命はいらねぇのか』
白虎が怒鳴る。
「っひ!!うわぁぁぁぁん」
妖怪に襲われ突然現れた白い虎に怒鳴られた男の子は恐怖心と訳がわからず泣きじゃくった。
突然、大泣きした男の子にビックリした白虎は。
白虎『なっ、なんで泣くんだよ’’』
っと慌てふためいた。
白虎『泣くな、泣き止め』
白虎が慌てて落ち着かせようとするが、男の子は一向に泣き止もうとしない。
・・っち、どうやったら泣き止むんだ!? そうだ!!
白虎『転身』
白虎がそう叫ぶと、体中が光だし虎の姿から金髪の若者の姿に変わった。
白虎『どうだ?これなら怖くないだろ?』
っと白虎が微笑むと突然の事に呆けていた男の子は泣き止み頷いた。
最初のコメントを投稿しよう!