直るまで──2

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怖がらせんなよ、馬鹿兄貴。 バタンッ!! 少々乱暴な音と一緒に、出ていったバージル。 ダンテ「ったく。…スノー?  モーニングキスさせて?」 スノー「はへっ!? ちょ、ちょっと!」と、目を逸(ソ)らす。 ダンテ「させてくんなきゃ、離さねぇ」     馬鹿~~ぁ! 騙したわね! ‥ってか、最初からそのつもりだったか ‥‥‥ムリだ〰ァ、した事無いし、習慣自体が// ダンテ「クッ、…大袈裟過ぎ。他のコト、する?」て、耳元で囁いたら、ほんのり紅かった顔が、更に紅くなる。──保つか、オレ(理性)💧 ダンテ「な?キスしたら、出るから‥」 スノー「ん゙ーっ、‥‥キス‥だけ...だよ。──解った?」 ダンテ「解ってる。姉貴」 言い終わるや、唇を押しつけた。 スノー「─ッ!!?」 茹でダコ状態‥‥ 否、魂が抜けた。  ─……じっくり味わったダンテは、そっと離れる。 ダンテ「─ッ 」 スノーは、茹でダコ状態のまま アワアワしている。 ダンテ「スノー‥‥くっ‥プププッ。その反応‥‥ククッ」          ──ハッ! スノー「っんの、バカちん!!」    ス パ ァ ー ン !!! 見事な平手打ちが、入った。
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