直るまで──2

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スノー「放せッ!!」 バージル「‥‥愚弟に、何をされた?」          ジィーーー スノー「は・な・し・て。そしたら、話す」  観察していた目を、捕まっている手首に移す。 バージル「解った。…で、何をされた?」 スノー「 ‥‥モーニング‥キス。はあぁぁ 習慣とか、無いんだからさぁ、びっくりしたし、恥ずかしいし…」 バージル「そうか、…だが、慣れて貰わねばな」と、キスをした。 スノー「━//」 美味しそうに、味わっているバージル。 スノー「バッ、 ~ッ/ ハッァ ハッァ‥ バー ジ ルゥ ‥‥止め て...」 バージル「もう少し、味合わさせて、義姉さん」 スノー「  ダ‥‥メ‥ 」 バージル「キスしただけなのに、…感じてしまったのか」 スノー「兄弟揃って、馬鹿ッ ~// ン~~ッ ‥‥フッ ア  ──ら…め……」 バージル「‥‥義‥姉、さん」 強く抱き締め、更に深いキス。   クチュ‥   クチュ‥‥     アッ  ふハァァァ~~// ガクッ 腰が落ちた。      ───キス されただけなのに、・・・逝ってしまった。 バージル「義姉さん?そんなに、良かった?」 スノー「‥‥」 俯(ウツム)いたまま、黙っている。
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