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パタン。
スノー「‥‥バージル、あれは、どういう事?」
縛られているダンテを、見ながら訊く。
バージル「バスルームから出た義姉さんの所に、行こうとしたからな、縛(シバ)いた。悪さしそうだったしな」
溜息を吐いたスノーは、ダンテの傍に行き、抱き付いた。
スノー「ダンテ。起きて」
ダンテ「ゔぅっ。…ハッ!兄貴ッ。いきなり、心臓射ぬくなっつうの!! ‥ったく」
バージル「貴様が悪い」
スノー「ダ ン テ? ‥ウッ クゥ゙ゥ゙ ‥大丈‥夫? ‥‥ズゥッ、ズゥッ、 ダンテ‥」
ダンテ「泣くなって。生きてっから」
ぶちぶち と、身体を縛っていた紐を切り、スノーを抱き寄せた。
スノー「本当に大丈夫?」
ダンテ「あぁ、ちゃんと動いてんだろ?」
スノーの耳を、自分の胸に押し当てる。
トクン.... トクン...
スノー「うん‥‥聴こえる‥ ダンテの心音(オト)‥‥」
そっと、スノーの頭を撫でた。
バージル「…スノー」 小さく、申し訳なさそうに、声をかけた。スノーの反応に、かなり 面食らったようだ。
スノー「やり過ぎ。 ‥他にやり方、あるでしょ?バージル」
バージル「しかし…」
スノー「こういうやり方なら、(間違って)死んだりしないでしょ!?」
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