直るまで──2

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バージルは、むっ、とした表情。ダンテの方は、この状況を楽しんでいるかのような笑み。  余裕‥と言うより、〝無邪気なお子さま。″と、言った方がしっくりする。 スノー「さっ、食べよう」 ダンテ「おぅ♪」 バージル「…ふぅっ」 スノー「いただきますッ」  パクっ‥  モグモグ……             ~♪ ダンテ「…あのさ、スノー」 スノー「ん?なに」        手が止まる。 ダンテ「…何で、〝それ″を着てんの?」 スノー「それは…「着替えが無いからだ。(‥ジロッ)それ以外、何がある!?」 」 ダンテ「そりゃ解っけど、 …(だからって)兄貴のコート、着るコトねえだろ!?」  (…オレのでも、いいじゃん)              ……着せられたんだっつうのッ// スノー「ハァァァ~~。あのね、ダンテ。どっちから借りようとブカブカだし、恥ずかしいのッ!」 好きな人の ってだけでも、緊張するのに… (´o)=3 バージル「恥ずかしいのか?」 スノー「恥 ず い。ハァ 」 止まっていた手を、再び動かし食事をする。 ダンテ「‥恥ずかしい。ねェ」 食べながら、どうしようか と考えた。          ───だが、考えがまとまらないまま、食事を終えた。
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