直るまで──2

21/40
前へ
/133ページ
次へ
スノー「 ふァヮ~い‥」と観念して、情けない返事。 寝室にて用意されたのは、ボディー ローション。 スノー「それは?」 バージル「マッサージをしてやろう と思ってな。…ったく、あんなに酔っ払いおって」 スノー「ぁはっ…、   あれでも結構、セーブしたんだよ?」 バージル「はぁ。まぁいい ‥コートを脱いでくれ」 スノー「はい。お手柔らかに お願いします」と、悪戯っぽいキスを、頬にした。 ちょっと、困ったような顔をしたバージル。スノーは、ニコニコ している。 バージル「‥‥義姉さん。ベッドに俯(ウツブ)せて」 スノー「はぁい♪」 ボディー ローションを背中に垂らす。 スノー「ぅひッ/」 バージル「義姉さん?」 スノー「あっ、気にしないで」 マッサージを始めて、むず痒そうにしていたスノーだが、だんだん気持ち良くなって来たのか、ボーォッ とし始めた。 スノー「   ふにゃ~‥気持ち良い~♪♪ ん~っ」 バージル「それは良かった。自分の身体なんだから、もう少し気遣え。(はぁ)」 ん。トロ~ンとした目。今にも寝てしまいそうだ。 バージル「ん?‥寝るなよ。起きろ、起きないと、     」 スノー「・・・」               💤
/133ページ

最初のコメントを投稿しよう!

62人が本棚に入れています
本棚に追加