第一歩

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「///」 サクラは、アタマをポンとされ、何故か赤くなってしまった。 (パブロフの犬かな、私。条件反射…) 「は?何を赤くなってるの? あーっ、もしかして、彼氏にいっつもやって貰ってるんでしょ~? 嫌だわーっ! 私は彼氏じゃないから!! 代わりにしないでよ!! さっ、サクラの気持ちが落ち着いたトコで、撮影開始」 ケントは手をぱん、と叩き、皆を召集した。 「ケントさんは大人だなあ…」 のそのそと席を立ちながら、サクラは思わず口に出してしまった。 「…何それ。私だって、だてに30年生きてた訳じゃありませんから」 .
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