第一歩

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「恋だって愛だって一応人並みに経験してますから。恋に悩む女の子なんて直ぐにわかるのよ。 特に、アナタは分かりやすいケド…」 ケントは、茶色がかった瞳をサクラに向け、微笑んだ。 「…その恋って、女の人とですか?男の人とですか?」 ―ピキーッ! サクラの一言にその場の空気が凍りついた。 (…あわわ~っ!誰も聞けない事をサクラちゃん、聞いちゃったよ!!) (すばっといったね~) (でも、興味ある!!!サクラちゃんナイス☆) 以上、スタッフの意見。 「―アンタ、良くずばっと聞けるわね。勇気あるわ☆」 .
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