第一歩

16/22
前へ
/546ページ
次へ
「…でも、俺は、やっぱりサクラといるのが一番楽しい…かな…」 サクラの肩にアタマを預けたまま、目を閉じ、ハヤトがしみじみと言う。 (/// えっ!? それ、超嬉しいんですけどっ☆) 「…私もだよ。ハヤトくんが大好き☆」 そう言いながら、サクラはハヤトにキスをした。 ハヤトもそれに応え、優しく触れていた唇は、次第に激しく求め合っていった… 「…んっ」 ゆっくりとサクラが唇を離すと、ハヤトの黒い瞳は既に止められない光を帯びていた。 サクラはハヤトの瞳を見ながらゾクゾクする。 久し振りに見る野性的な彼の瞳は、とても魅力的だった… .
/546ページ

最初のコメントを投稿しよう!

851人が本棚に入れています
本棚に追加