桃色少女と球技大会

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「なんだぁ?いきなり変わりやがって。そこまで言うならやってみろよ」 俺を見下した目で見ながら村木は言う。 「桜之宮。大丈夫か?」 「はい…」 村木の言葉を無視した俺は桜之宮を起こすと村木から離れた。 村木から離れるとみんなは俺達の元に集まって来た。 「桜之宮さん大丈夫?」 桜之宮に近付いた三谷さんが心配そうに言う。 「大丈夫ですわ」 桜之宮はにっこりと微笑んで言う。 「みんな聞いてくれ」 俺の言葉にみんな俺の方を向く。 「どうした?」 原田が不思議そうに俺を見て聞いてくる。 俺はみんなを見るとニヤリと笑い口を開く。 「みんなであいつの鼻をへし折ってやろうぜ」 俺の言葉にみんなは目を見開くがニヤリと笑い力強く頷いた。
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