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「プリン食べたい…」
桃子との事が終わってから二日後、俺は家で一人呟いた。
冷蔵庫を見ると当然プリンは無く、俺は家の近くのコンビニにプリンを買いに行くことにした。
「なんか余計な物買っちまったな…」
コンビニから出た俺は袋の中を見ながら小さく呟いた。
袋の中には目当てのプリン以外に週間マンガやジュース等と言った余計な物がある。
「まぁ、良いや早く帰ろう」
携帯で時間を確認すると22時を回った所だった。
「なぁなぁ俺らと一緒に遊ぼうよ」
ふと聞こえた声の方に視線を向けると、一人の女の子に金髪の男三人が絡んでいた。
「興味ない」
男の誘いをきっぱりと断る少女に俺は見覚えがあった。
黒髪をポニーテールにしている綺麗系の顔の少女は--
「--あれって青井紗耶香だよな…」
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