17924人が本棚に入れています
本棚に追加
「そういえば言ってなかったな…」
緑先生は一旦言葉を区切ると俺をじっと見ると口を開く。
「私は透也の事が好きになった。だから、透也を振り向かせる」
「はっ…?」
その言葉に俺は放心状態になったが--
『何だってぇぇぇ!!』
「うわぁっ!?」
--みんなの叫び声に俺の意識は戻って来た。
「何で?どうして?」
「俺の緑先生がぁっ!」
「おのれ!リア充!」
所々からKBAの男子達の悲惨な声が聞こえてくる。
更には--
「鷹瀬先生!どういう事ですの!?」
「そうですよ!こんな所でなんて!」
--桃子と奈美が緑先生に詰め寄る。
「何だ、お前らもか?」
「「ッ!?」」
緑先生が小声で何かを呟くと桃子と奈美の顔が真っ赤に染まる。
最初のコメントを投稿しよう!