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「そ、そうですわ!」
「は、はい!」
桃子と奈美は顔を真っ赤にしながら勢い良く頷く。
「そうか、じゃあこれからはライバルだな」
緑先生はニヤリと笑って言う。
「ちょっと!三人共何を話し「お前はこっちだぁっ!」ッ!?」
話している三人の元に行こうとしたが、いきなり肩を掴まれる。
恐る恐る振り返るとそこには--
『ちょーっと話があるんだが良いか?』
--満面の笑みを浮かべる悪魔達が居た。
俺、生きていられるかな…?
俺が引きずられて連れ去られながら、覚悟を決めて目をつむったが--
「お前達!何を騒いでいるんだ!」
--騒ぐ声を聞き付けてやって来た群青寺先生の声でみんなは動きを止めた。
初めてあの筋肉ダルマが救世主に見えた。
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