17924人が本棚に入れています
本棚に追加
その後、群青寺先生と他の先生によって暴走は収まった。
俺達はきちんと並んで腕を組んでいる緑先生の前に居る。
「じゃあ、今から昼食のカレーを作ってもらう。材料はこちらで用意してあるからそれを使うんだ」
『はい』
緑先生の言葉に俺達は頷くと一旦それぞれの班に分かれる。
「さて、どういう風に分かれる?」
俺達が集まると薫が全員を見回しながら言う。
「普通にカレー係とご飯係に分かれるのはどうかな?」
奈美が小さく手を挙げて言う。
「それで行こう。じゃあ、ご飯係をやりたい者」
小次郎の言葉に手を挙げたのは、奈美・薫・豊・小次郎の四人だ。
「一応、確認として聞くがカレー係をやりたい者」
その言葉に手を挙げたのは、俺・桃子・青井の三人だ。
最初のコメントを投稿しよう!