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俺がご飯の方に行くと四人は楽しそうに話していた。
「おーい!そっちはどうだ?」
俺が近付きながら声を掛けると四人は俺の方に振り向く。
「あっ、透也」
豊は俺の方を向くと声を掛ける。
「どうしたんだ?」
「何かあったの?」
四人の元に行くと小次郎と奈美が俺を見て聞いてくる。
「いや、カレーの方が一段落着いたから様子見に来たんだ」
「そっか、こっちは順調だよ」
俺の言葉に薫は飯盒を見ながら答える。
やっぱりこっちは薫と小次郎がいるから安心だな。
「透也ぁ腹減ったよー」
そんな事を考えていると豊が肩を組んでくる。
「んな事言ったって俺も腹減ってんだよ」
俺は豊を引きはがしながら言う。
「カレーが出来ましたわー!」
そんな事をやっていると桃子が俺達の元にやって来た。
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