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「明日はオリエンテーリングか…風呂も入ったし早めに寝るかな…」
俺は明日の予定を確認すると目を閉じた。
目を閉じると疲れてたのか、すぐに眠気が襲って来た。
ガチャ
部屋の扉を開ける音が聞こえる。
誰だろう?
入って来た人物は俺のベッドに腰掛けると俺の頭を撫でる。
「疲れてたのかな…よく眠ってる…」
その声は女性だった。
どこかで聞いた事のあるはずなのに思い出せない。
目を開けようと思っても疲れてて開ける事が出来ない。
「カレー美味しかったね。緑先生にはびっくりしちゃったけど…」
返事をしない俺にその人物はずっと話し掛けてくる。
「透也ったら…モテすぎだよ…」
呆れたように俺に言う。
「じゃあ、明日も頑張ろうね」
その言葉と共に頭から手が離れたのを感じる。
そのまま俺の意識は闇に沈んだ。
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