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「青井と一緒に食べたら今よりも楽しくなると思うんだ。だから、一緒に食べよう!」
俺は手を合わせると青井に頭を下げる。
「そ、そこまで言うんなら一緒に食べてやる!」
青井は真っ赤にしながら言うが、顔は嬉しそうだった。
「それと、青井の事を下の名前で呼んでも良いかな?俺の事も透也って呼んで良いからさ!」
「仕方ないな。特別に紗耶香って呼ばせてやる」
青井は腕を組みながら言うが、顔はニヤけていた。
「あっ、雨上がった…」
ふと、空を見るともう雨は止んでいて空からは陽の光が指していた。
「おーい!透也ーっ!青井さーんっ!」
いきなり呼ばれた方を向くと豊達が俺達の元に歩いて来ていた。
「おーい!」
俺は歩いてくるみんなに向かって勢い良く手を振った。
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